2015.05.06
福岡市中央区の美容院より美の極み〜京の雅
先日、とあるご縁により、あるイベントに行ってきました。
当 美容院のある、福岡市中央区六本松から車で2〜30分走った博多駅の近辺にその会場がありました。
その日は着物のイベントで、大変美しい催しでした。
同じ美容の延長にあるお着付けですから、たまにこのような日本の雅(みや)びを愛でるのも良いなと思い、京都の風景を思い出しながら会場に向かいました。
始まりは、迎え太鼓の音から始まり、美しい着物のショーもあり、なんと笑点でお馴染みの、林家たい平師匠のお話も有りでとても素晴らしいイベントでした。
そして何より美しかったのは・・・入場の時、会場内がざわめきましたよ。
京は嶋原より、司太夫と葵太夫もお越しでした。
その太夫道中の素晴らしい事、タイムスリップしてその当時の京の都を想像してしまいました。
太夫とは、主に公家などの上流階級のみを相手に、芸や舞だけを披露する最上位の芸妓さま。
当時十万石の大名にも例えられたとの事です。
誠に美しかったです。。。
その日は「かしの式」、そして舞は「いにしえ」「鶴の舞」とおめでたい席にふさわしい内容で、ホンマに美しいこと…。。^^
福岡で太夫道中が披露されるのは初めてだったとの事でした。
こうやって京の都を練り歩いたと想うと、風景の中に華として際立ち、さぞ絢爛豪華なシーンだったでしょうね。
その当時の人々もどんな気持ちでこの「太夫道中」を見たのでしょうか。
今も当時も美しいものを観るという事は変わらないのかもしれませんね。
しゃなりしゃなりと、三枚歯の高い黒塗下駄で内八文字で歩く御姿、何か欠けていたピースが見つかったような気さえしました。
これで京の都の雅な景色の完成です。
この大夫道中、例え真冬の寒い日でも素足で高下駄を履きました。
これは、位を頂いても「控える」という奥ゆかしさを示しているそうです。
そして、嶋原太夫は通称「こったい」とも呼ばれ、これは「こちの太夫」という語源から派生していて、「こち」とは公家言葉で「内・中」を言い、「内なる者、でしゃばらない、奥ゆかしさ」を示すそうです。。
つまり、京は公家の宮中文化より生まれた、太夫は奥ゆかしさも必要であったという事です。
花魁とは違うのですね。。。
この日本文化、美の極み、京の雅、宮中の華を、後世に残さねばなりませんね。
司太夫、葵太夫、会の方々、本当にお疲れ様でした。
実に良いものを見させて頂きました。
たまには、心にも栄養も与えねばですね。
笑いあり、美しさあり、雅(みやび)な宴……大変感動を致しました。
本当にありがとうございました。
また、京都に行きたくなりましたね。
今度は是非、嶋原に行ってみようかな。。。
そんな素敵な休日でした。では、また明日!?
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